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絶対に決まるとは言えないが、決定率を上げることは出来る
Step One DTM School自由が丘教室は、開業以降、主に趣味でDTMを楽しみたい方が学ぶための教室でしたが、最新のアンケートで、約半数の方がプロ志望であることがわかってきました。
そこで、作曲(楽曲)コンペへの採用実績はもちろん、決め打ち案件から、作曲(楽曲)コンペで採用された作家さんの元デモをブラッシュアップするアレンジャーとしての実績も持つ当DTM教室講師なりの作曲(楽曲)コンペのコツを考えてみたいと思います。
当DTM教室講師が考える作曲(楽曲)コンペのコツ
- 曲構成は最低ワンコーラス必要
- イントロ〜Aメロ〜Bメロ〜サビのものが一番多いです。
- 上記の曲構成で1:30前後の長さを意識します…バラード案件の時は、特に曲構成に注意します。
- 良いメロディーはもちろんのこと、楽曲の方向性を決定づけるような音色やフレーズを盛り込んだデモアレンジをする
- 作曲(楽曲)コンペのデモは、もちろんデモなので、アレンジの仕事の時よりも作り込みは甘いのですが、楽曲の方向性を決定づけるような音色やフレーズを盛り込んだデモアレンジをされていることが、私自身の決定曲にも、決定後アレンジ依頼を受けた作家さんの元デモにもあると思います。
- 仮歌は大きくミックスする
- 洋楽よりもとにかくJ-Popはボーカルが大きいです。
- ハッキリした音像で良い印象を与える
- 決め打ち案件やアレンジの仕事ですと、1stデモから始まり、最終納品まで何回かやりとりしますが、序盤は楽曲のメロディーやアレンジそのものに対して作業することが多いのに対して、最終的には「ハッキリした音像」が期待されるようになり、それに応えていくことで、先方の印象も良くなっていきます。
つまり、作曲(楽曲)コンペデモの時点で「印象が良いハッキリした音像」を作ることが出来れば、決定率は高くなるということです。
- 決め打ち案件やアレンジの仕事ですと、1stデモから始まり、最終納品まで何回かやりとりしますが、序盤は楽曲のメロディーやアレンジそのものに対して作業することが多いのに対して、最終的には「ハッキリした音像」が期待されるようになり、それに応えていくことで、先方の印象も良くなっていきます。
上記を踏まえると…作曲(楽曲)コンペに必要なスキルは?
- メロディーを作る
- デモアレンジをする
- デモアレンジに必要な音楽的なアイディア
- デモアレンジに必要なMIDIプログラミングスキル
- 仮歌詞を書く
- 仮歌を録る
- 仮歌さんとのコミュニケーションスキル
- 仮歌のエディットスキル
- ミックス
- 聴き手の立場に立ったデモのコンセプトがきちんと伝わる音量バランス
- 印象が良いハッキリした音像