Haas Effectを活用すると音を左右に広げられる

ハース効果は端的に言うと、音を左右に広げる効果。

私は主にK-Pop系や洋楽系サウンドを作る時にスナップやクラップに用いていることが多く、私の作例ですと、以下の曲で使っています。

Waves SuperTap 2-Tap Stereoプラグインで作ることが可能

Waves SuperTap 2-Tap Stereo
Waves SuperTap 2-Tap Stereo

ハース効果を作るためには、広げたいトラックを複製してトラックディレイを使うなど、様々な方法があるのですが、私のような職業作家の場合、いたずらにトラック数が増えると管理が煩雑になってパラデータ納品の時にややこしくなるので、エフェクトを使って作るのが好みです。

そこで使うのがWaves SuperTap 2-Tap Stereoプラグイン。

Waves Goldに入っているので、サードパーティのプラグインを積極的に購入しているような方ならばお馴染みだと思います。

特にハース効果的なやり方が流行っていたのは、2000年頃だったと記憶しており、当時大学生だった私は積極的にWaves SuperTap 2-Tap Stereoを使っていました。

2010年代はEDMの影響もあって広げ技というとMS処理も流行だった(もちろん、MS処理は今でも当DTM教室でも人気のテクニック)ので、Waves SuperTap 2-Tap Stereoの出番は減っていましたが、ここのところは1990年代とか2000年代の音をブラッシュアップしたような音が流行しています。

個人的に、Waves SuperTap 2-Tap Stereoの使い方を覚えたときの感動が忘れられなくて、今となればGUIに古さは感じるものの、細かくコントロールできるので使い勝手はまだまだ現役と思います。

Waves SuperTap 2-Tap Stereoプラグイン、オススメです。


Waves SuperTap 2-Tap Stereoは、Wavesの最廉価バンドルであるGoldバンドルに付属しますので、導入へのハードルは低めです。