マスタリングのテクニックとして有名なMS処理。

ステレオ空間をLとRではなくMIDとSIDEに分けて音処理をするMS処理の中でも、EQが一番取っつきやすいのではないかと私は考えています。

MS処理のやり方には色々な方法がある

MS処理は、MIDとSIDEを分けて音処理することを言います。

つまり、MIDとSIDEに分けて何かをすれば全てMS処理と呼ぶことが出来ますので、様々なやり方、方法、コツがあるということになります。

MS処理にはメジャーなもので以下のやり方、方法が挙げられると思います。

  • EQを使ったMS処理
  • コンプを使ったMS処理
  • フェーダーを使ったMS処理

マスタリング初心者におすすめなのはEQを使ったMS処理

EQはDTM初心者でもその効果を掴みやすい

Step One DTMスクール自由が丘教室にお越しになっているDTM初心者の方でも、比較的理解を得られやすいのがEQです。

なぜならば、EQによる効果は、DTMで音楽制作をされていない方でも、音楽再生プレーヤーで音楽を聴いたことがある方ならばどなたでも体験したことがあるもの。

  • 高域を上げたらきらびやかに聴こえる。
  • 低域を上げたら迫力が増す、ズンズンした音になる。

この記事をご覧いただいている方のほどんどは、DTMに興味関心がおありの方だと思いますので、「何を当然を…」とおっしゃると思いますが、MS処理ともなると、パンによる左から聴こえる、右から聴こえるという定位とは違う感覚、普段ただただ音楽を聴いているだけではあまり体験する機会がない効果がありますので、数あるMS処理のやり方や方法の中でも、DTM初心者の方でも効果が掴みやすいEQによるMS処理がMS処理入門に最適なのではないかなと私は考えています。

MS処理はEQからやってみよう|Logic Pro Xでのマスタリングのやり方

Step One DTMスクール自由が丘教室のYoutubeチャンネルで公開させていただいた動画、「MS処理はEQからやってみよう|Logic Pro Xでのマスタリングのやり方」は、本記事公開時点でおかげさまでイイねを436もいただきました。

4分強の短めの動画になりますので、ぜひご覧いただき、MS処理の効果やMS処理のやり方、コツのご参考になれば幸いです。