DTMをするならMacBook Proが気になる人も多いですよね。でも「M4 ProとM4 Max、どっちを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。この記事では、DTMの現場で使う視点から、それぞれの特徴をわかりやすく比較していきます。
目次
ベンチマークスコア比較
Geekbench 6スコア
モデル | シングルコア | マルチコア |
---|---|---|
M4 Pro (14コア) | 3873 | 22822 |
M4 Max (14コア) | 3860 | 約26500 |
M4 Max (16コア) | 3921 | 26675 |
M4 Maxのマルチコア性能はM4 Proよりも高め。つまり、トラック数が多いプロジェクトや重いプラグインを同時に動かす作業ではM4 Maxのほうが余裕がある、ということです。
DTM用途でのメリット・デメリット
M4 Proのメリット
- コスパがいい!:M4 Maxほど高くないのに、かなりの性能。
- 冷却性能がしっかりしてる:ファン搭載で長時間の作業も安心。
- 必要十分な拡張性:HDMIポートや追加のThunderboltポートが便利。
M4 Proのデメリット
- GPU性能は控えめ:映像制作や3Dレンダリングも考えているなら少し物足りないかも。
- メモリ帯域幅がM4 Maxより少なめ:M4 Maxの半分(273Gbps)なので、超大規模プロジェクトには限界があるかも。
M4 Maxのメリット
- 最強スペック!:CPU・GPUともに最高レベル。
- メモリ最大128GBに対応:大規模プロジェクトも余裕。
- メモリ帯域が広い:16インチモデルなら最大546Gbpsでサクサク動作。
M4 Maxのデメリット
- 価格が高い:M4 Proと比べてかなり高価。
- 発熱が気になるかも:性能が高い分、熱も出やすい。
DTMユーザーにおすすめの選び方
M4 Proを選ぶべき人
- コスパ重視派:「なるべく予算を抑えつつ、しっかりDTMをやりたい!」という人。
- 中規模プロジェクト向け:ソフト音源やエフェクトを使う程度なら問題なし。
- 外に持ち運ぶことが多い人:バッテリー持ちもよく、重量も軽め。
M4 Maxを選ぶべき人
- 大規模プロジェクト派:トラック数が多い、重いプラグインをたくさん使うならこっち。
- 長く使いたい人:今後5年以上使うつもりなら、高スペックなM4 Maxのほうが安心。
- 映像制作や3Dもやる人:GPU性能を活かして映像系の作業も考えているなら、M4 Max一択。
コスパを重視するならMacBook Air M4もアリ!
「とにかくコストを抑えたい」という方は、MacBook Air M4も選択肢になります。
MacBook Air M4のメリット
- 価格が安い:DTM初心者でも手が出しやすい。
- 静音設計:ファンレスだから録音環境でも気にならない。
- 十分な基本性能:小規模なプロジェクトなら問題なし。
MacBook Air M4のデメリット
- 高負荷作業には向かない:長時間の高負荷作業だと発熱が気になる。
- ポートが少ない:USB-Cが2つしかないので、ハブが必要。
結論:どのMacBookがDTMに最適?
モデル | おすすめする人 |
---|---|
MacBook Air M4 | 低予算でDTMを始めたい初心者向け |
MacBook Pro M4 Pro | バランスの取れた性能を求める人向け |
MacBook Pro M4 Max | 大規模プロジェクトやプロ用途向け |
DTMに必要なスペックは人それぞれ。自分の制作スタイルや予算に合ったモデルを選びましょう!