多くの方がご存知かと思いますが、PayPayで税金を支払うことが可能です。しかし、2022年4月1日以降、PayPay請求書払いではポイント付与がなくなったため、お得な支払い方法とは言えなくなりました。
私はスマホもインターネットもソフトバンクを利用しており、PayPayゴールドカードの年会費をポイント還元で相殺できることから、今年から年会費無料のPayPayカードからPayPayゴールドカードに切り替えました。
もともと、年会費無料のPayPayカードを使用していた頃から、支払いをPayPayに集中させてPayPayステップの還元率1.5%を達成していましたが、PayPayゴールドカードに変えてからは還元率が2.0%にアップしました。
なお、ソフトバンクの通信プランを「ペイトク無制限」にしても損はない状況ですが、料金の高さを考慮して、まだ踏み切れていません。
疑問1-税金の支払いで2%のポイント還元を受けられるのか?
PayPay請求書払いでは、税金の支払いにポイント還元はありません。しかし、PayPayゴールドカードをPayPayアプリを介さずに通常のクレジットカードとして使用した場合、還元率2%のポイント還元(PayPayステップ条件達成時)を受けられるのでしょうか?
なお、クレジットカードで税金を支払うと決済手数料が発生します。決済手数料は1%以上かかる場合があるため、還元率1%のポイントでは損になります。しかし、還元率2%の場合、ポイント還元を考慮すれば、現金で納付するよりも実質的に得することになります。
納付税額 | 決済手数料(税込) |
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
疑問2-税金の支払いはPayPayステップの条件(支払い回数・金額)のカウント対象。ただし、利用特典の付与対象外
PayPayの公式案内によると、税金の支払いはPayPayステップの条件(支払い回数・金額)のカウント対象ですが、利用特典の付与対象外とされています。
ここで気になったのが、「利用特典の付与対象外」という記述です。PayPayステップの条件達成で還元率が0.5%アップしますが、これが税金支払いには適用されない場合、決済手数料をポイント還元でカバーするのが難しくなる可能性があります。
PayPayゴールドカードでクレジットカード納付したら2%還元された
実際に、税金をPayPayゴールドカードで支払ったところ、PayPayステップ特典の2%ポイント還元を受けることができました。
この時期にはPayPayカードスクラッチくじのキャンペーンも実施されており、支払い時点ではポイント還元される表示がありましたが、このキャンペーン分についてはポイント還元されませんでした。
つまり、PayPayカードの税金支払いにおける「利用特典は対象外」という記述は、期間限定のキャンペーンポイントが対象外であるという解釈が正しいようです。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。